推拿は4000年以上の歴史を誇る中国固有の手技療法で、「漢方」「鍼灸」と並ぶ中国三大療法の一つです。
その原理は、中医学における臓腑学説・経絡学説・気血津液学説などを根拠とし、現代医学の諸原理(神経、代謝、循環、消化、呼吸、泌尿、運動など)を同時に用いたものです。
施術者は、指や掌・手の甲・腕・肘などによる100種類以上の多様な手技を部位や症状に合わせて使い分け、筋・腱の歪みを改善、さらに「経絡」「ツボ」への刺激により体調不良の原因となる「気」「血」「水(津液)」の流れも改善し、本来の健康的な状態へと導きます。